FC2ブログ
6月のある日、男性のご利用者のN様からご相談を受けていました。
 9月にお孫様の結婚式が決まり、とても嬉しい事。
「心に残るものを贈りたいけれど、何か良いものはないものだろうか。」

そこで、折り紙でブルーのブーケを作り、結婚式の時にお渡しする事にしました。(花嫁さんが、ブルーの物をお祝いに頂くと幸せになると言われているそうです)

N様は、昨年、左手を骨折してから指先がしびれて思うように動かせません。しかし、根気よく、一枚いちまい、折り紙の長さを図り、切ることから始められました。
 長時間指を動かすと、しびれて痛みが伴います。
「あかん、しびれてきたから、今日はここまでや。」と指をほぐしながら
「つぎの日に、また頑張るわ。」と少し悔しそうに言われる日。
喜んでくれるやろか?」「驚くやろうな~。」と笑顔で言われる日。
「間に合うんやろうか…。」と落ち込まれる日。
私達職員も、ハラハラしながら見守り、応援させて頂いて何とか
完成する事が出来ました。
 ショートステイの職員も一緒に総仕上げです!
 自宅にしまってあるリボンや、包装紙、透明なプラスチックの容器等を持ち寄り、驚くような仕上がりに、ご利用者は感無量のご様子でした。

DSCF1621_convert_20131012051559.jpg

CIMG4438_convert_20131012051650.jpg


結婚式のご様子を、私達職員にお話して下さるN様の目には熱く光るものがありました。

数日後、娘様が園に来られ、お礼のお言葉を頂きました。奥様を亡くされてデイサービスをご利用頂く事になったN様。明るく振舞われていますが、寂しさもあり、涙を流されることが増えていました。しかし、お孫様の為にと、ブーケの作成に取り掛かられることになってから、涙を流される回数が少なくなられました。(結婚式では、終始うれし涙を流されていたそうです)娘様は、お孫様の結婚式も無事に終わり、N様の気が抜けてしまうのではないかと、心配されていました。
 「大丈夫ですよ。来年3月に親御さまの転勤の為、ジャカルタに行かれるお孫様にお渡しするブーケの作成が次の目標と仰られていますから。」
 とお伝えしました。

お一人おひとりの想いにお応えする事は難しいかもしれません。
 しかし、サービス提供時間の延長が開始された時から、職員一人ひとりが意識していく事で、おやつを食べ終わり、自然と各テーブルに分かれて個別レクリエーションが行われています。(折り紙、クイズ、ゲーム等)決められた枠ではなく、自主的に、自然に行われているこの光景。白川デイサービスならではではないでしょうか。


※本ブログに掲載されておりますご入居者・ご利用者等またはボランティアの氏名写真につきましては、予めご本人(又はそのご家族)から掲載のご承諾をいただいております。
スポンサーサイト
2013.10.12 Sat l デイサービス l コメント (1) トラックバック (0) l top

コメント

No title
いいことですね♪

白川デイサービスはショートステイと併設のためなかなか個別の時間がとりにくいですが、レスパイトケアから始まった7時間サービスですが

利用者さんの大切な時間を作ることも必要ですね。まだまだ、改善できることはいっぱいあると思うので頑張ってください
2013.10.21 Mon l NIEE. URL l 編集

コメントの投稿












トラックバック

トラックバック URL
http://shirakawamyoujyou.blog137.fc2.com/tb.php/105-70139eda
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)